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「脅威の深海生物」~千葉県立中央博物館 [General]

深海に生きる生物にスポットと当てた展示、千葉県立中央博物館で行われている「脅威の深海生物」展へ行ってきました。

入り口でお出迎え、メガマウスの頭部復元模型。これは2004年4月、市原の海岸に打ち上げられたメガマウスから復元したものだそうです。これはニュースで知っていたので骨格標本が見られるかと実は期待していたのでちょっと拍子抜け。しかし、死体や、骨格は結構眼にする機会はあっても形態は眼にする機会が少ないので、これはこれで面白いかも。


深海の圧力はこんなにすごいのよく見るモデル。やっぱりすごいですね。

◆カイロウドウケツ標本

以前鳥羽水族館で一度見ましたが、レースのように細かく複雑な骨格にやはり見とれてしまいます。この中に一対の海老が住んでいるとはもう何と言っていいのか出来すぎというかおもしろ過ぎというか生き物の奥行きの深さを感じる話です。

◆グソクムシ標本

グソクムシ、具足虫です。その中で一番大きな標本です。何種類かいるようですが大きさを評した名前が付けられています。一番大きなものはコウテイグソクムシと名付けられているようです。小さな王蟲ぐらいあるかな?

◆スケイリーフット


自分的に今回の目玉、鱗を纏った巻き貝、スケイリーフット。ほんとに小さな鱗がびっしりと貝の足についてます。思っていたよりも小さかったです。次は生きている姿を見てみたい。

◆あんこういろいろ

深海生物の代表格(になるのかな?)アンコウ各種。

◆ニュウドウカジカ

初めて見たというか聞いたということもあり、実は一番インパクトのあった生き物でした。しかも見つかったと言うか捕らえた時は生きていたとか。う~ん、泳いでいるところを見てみたかった。

◆ダイオウイカ模型

ダイオウイカの実寸大模型です。大きいです。

まだまだ未知の世界、深海。これからも思いもよらなかった生き物や生活形態が発見されるのでしょう。ぱっと、直接見に行けないのがもどかしい気がします。

光がない(極端に少ない)から目なんて無くしてしまいましたという生き物がいるかと思えば、そのわずかな光をとらえるため目を極限まで大きくしてみましたと言わんばかりの生き物。パーツの大きさが狂っているとしか言えない生物が普通の生き物として生きている。それだけではないですが、生き物のすごさというか執念をかいま見た気がします。


正式には生物名はカタカナ表記。しかし、カタカナ表記だとわかりにくい。漢字も併記してあると名前の由来もわかりやすく親しみやすくなるとと思うわけですがどうなんだろう。

博物館のサイトに詳しい説明が載っているのでここも見るとさらにおもしろい。


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